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都市の難所

 

 点字ブロックを辿っていった先の自動券売機のすぐ横に点字の料金表が付いてない。そんな駅はけっこう見かけます。
バリアフリーへの取り組みの大切さは広く認識されていて、必要な設備は出来てきているのだけれど、細かい配慮が十分とはいえない。「どっか違うんじゃない?」っていう事例はたくさんあるのです。(そういえば、都庁で点字案内板が逆さまに付いていたという“事件”も)。
 駅から街へ出ると事態はもっと深刻。日常のごく当たり前の光景が、ハンデを負った人から見れば恐怖に満ちた空間だったり、命にもかかわる非常に危険なものだったり。
どこにでもある50センチ幅くらいの歩道だって、車いすだと通れないし、ひどい時には歩道の真ん中に電柱が仁王立ち、ってこともあります。「障害」があることを、社会生活上の「ハンデ」にしてしまう、これら街のバリア。その存在を明らかにしていくのが、バリアフリーの第一歩だと考えます。
 
皆様からの情報をお待ちしています。
 
 

以下状況をお知らせします



 

1 和歌山県立近代美術館の階段

 

手すりだかオブジェだかわからないが、つかまって歩く人は少ない。
エレベーターはあるが、入り口を示す表示がすり切れて読めなかった。
 



2 千葉都市モノレール葭川公園駅下の橋上の点字ブロック

 

ここの点字ブロックは輪になっている。デザインなのだろうが、一周して引き返してしまう恐れも。
 



3 東京のJR飯田橋のホーム

 

列車とホームの間に大きな隙間があく。構造的なものだから改善が難しく、JR東日本は「転落した時」の事故防止策に万全を期している。
 

東京のJR飯田橋


4 東京国際フォーラムのガラスの床と金属の点字ブロック

 

滑り止めの細工はされているが、雨の日、特に杖は滑りやすい。
 

東京国際フォーラム


5 兵庫・西宮市の阪神電鉄の染殿町踏切

 

99年ここで車いすの女性が、300メートル離れた別の踏切で目の不自由な男性がはねられて死亡した。この近くには視覚障害者向けの施設があり、急きょ点字ブロックが付けられ、ガードマンも配置された。
 

兵庫・西宮市の阪神電鉄の染殿町踏切


6 乱雑にとめられた自転車のために、点字ブロック上が通れなくなった東京・国分寺市内の歩道

 

このような“バリア”はちょっとした心遣いでなくすことができるはずだ。
 

東京・国分寺市内の歩道


7 都心の大きな交差点は「交通戦争」の最前線

 

ここ東京・銀座の数奇屋橋交差点の歩行者用信号は青点滅時間が10秒強で、点滅直前に歩き始めると、確実に道路に取り残される。
 

東京・銀座の数奇屋橋交差点


8 岐阜市の名鉄・加納駅

 

岐阜市の名鉄・加納駅では99年8月、点字ブロックがとぎれたホームから視覚障害のある男性が線路に転倒し、列車にはねられて死亡した。
この駅には2両分の長さの点字ブロックしか設置されていなかった。
 

岐阜市の名鉄・加納駅


9 横浜市の東急・日吉駅近くの商店街

 

歩道のない狭い通りではバス同士、またバスと人がぎりぎりで擦れ違う。そして電柱が歩行者の行く手を阻む。通るにも反射神経が要求されるのだ。
 

横浜市の東急・日吉駅近くの商店街


10 「開かずの踏切」として有名な横浜・子安の踏切

 

横浜・子安の踏切。JR東海道線と京浜急行の踏切が並んでいる。障害者も含め死亡事故が相次いでいる。
 

横浜・子安の踏切


11 東京・有明のバイク死亡事故現場

 

スピード違反対策の「ストップアイ」というブロックでバランスを崩し、転倒した。同種のブロックは住宅地にもあり、車いすやベビーカーの通行の妨げにもなっている。
 

東京・有明


12 どこへいくのか点字ブロック(千葉・JR市川駅)

 

                            
 

千葉・JR市川駅(提供・週刊読売)


※投稿:あなたの街のバリア。教えてください。
 


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